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【9N】豪州沖の中国「スパイ船」には存在する権利があるとモリソン首相が表明「同様に南シナ海の豪海軍にも権利を」


Photo 今年初めにクイーンズランドでの軍事演習を監視した中国海軍監視船Tianwangxingのファイル写真。(US Naval Institute)


豪州沖の中国「スパイ船」には存在する権利があるとモリソン首相が表明

2021/11/26 9NEWS


スコット・モリソン首相は、オーストラリア沿岸で発見された中国の「スパイ船」には、国際水域に存在する権利があると述べましたが、係争中の南シナ海のオーストラリア海軍の艦艇にも同様の権利を与えることを期待しています。


「私たちが南シナ海にいるすべての権利を持っているのと同じように、彼らは国際海事法の下でそこにいるすべての権利を持っている」


モリソン首相は、中国が関与している太平洋地域で「非常に深刻な状況」が発生していると付け加えました。


「中国海軍の存在は我々も認識しており、彼らは我々を注視し、我々も彼らを注視していたと思う。その重要性は、インド太平洋地域に非常に深刻な状況があることをオーストラリア人に強調することにあります。

"私はずっと前からそう言ってきました。これらのことは事実です。オーストラリアは立ち上がらなければならず、それには大きな力が必要です」と述べています。


ピーター・ダットン国防相は、今年、同船がオーストラリア沿岸で3週間過ごしたことを認めました。


ダットン国防相は本日、監視船はオーストラリア領海外に留まり、いかなる法律にも違反していないと述べました。


人民解放軍海軍の船は、ダーウィン沖から海岸線に沿って航行し、シドニーの南まで向かたと言う事です。


ダットン国防相は、乗組員はおそらく長期間にわたって信号やその他の通信を監視していたと述べました。


「彼らは、情報収集や信号収集に関わっているだろう。彼らは様々な属性を調査し、全体的な存在感を示すことを目指しているだろう」。


ダットン国防相は、今年初めに起きた事件は、中国の軍事力増強を思い起こさせるものだと述べました。

「中国は355隻の船と潜水艦を保有していますが、今後9年ほどの間に460隻になります。これは憂慮すべきことです。」



「だからこそ、オーストラリアは強くなり、自分たちの価値観を守らなければならないのです。何が起こっているのか、人々が明確に把握することは正しいことだと思います」と述べています。


7月には、クイーンズランド州沖に配置された中国の監視船が、オーストラリアが主催する軍事演習を監視しました。

オーストラリアやアメリカなどの国際軍が参加する2021年の軍事演習「タリスマン・セイバー」を監視していたのです。


原文は以下(英文)


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