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【AJ】フィリピン、中国による漁業禁止令を無視するよう漁民へ伝達


Photo 南シナ海で、中国の民兵船と思われる複数の船を調査するフィリピン沿岸警備隊員(フィリピン沿岸警備隊が配布した資料写真)/Philippine Coast Guard via Reuters - ALJAZEERA


Manila tells fishermen to ignore Beijing’s ban amid incursions

フィリピンは、1999年から中国が実施している5月1日から8月16日までの漁業モラトリアムは、フィリピン人漁師には適用されないとしている。

2021/5/5 ALJAZEERA


フィリピンは、中国が南シナ海で課している夏季の漁獲禁止措置を拒否し、自国の領海内での漁獲継続を奨励しています。


中国が1999年から実施している禁漁期間は、5月1日から8月16日までで、南シナ海および中国の他の海域を対象としています。


フィリピンの南シナ海タスクフォースは、火曜日遅くに声明を発表し、「この漁業禁止は、我々の漁師には適用されない」と述べました。


対策本部は、中国がフィリピンの領土と管轄権の範囲内で禁漁令を出したことに反対し、「我々の漁師たちは、WPS(西フィリピン海)の我々の海域に出て漁をすることが奨励される」と付け加えました。


マニラの中国大使館は、水曜日に行われたコメントの要請にすぐには答えませんでした。


EEZ内を「西フィリピン海」と呼ぶマニラは、南シナ海全体の主権を主張する北京と長年にわたって争ってきました。


2016年にハーグの国際法廷が中国の主張を無効にしましたが、中国はこの判決を拒否しています。


海洋民兵とは


フィリピンと中国の間の緊張関係は、マニラが中国の数百隻の船が資源の豊富な水路で領海侵犯をしていると非難したことで、最近エスカレートしています。


フィリピンは、数百隻の中国船が「海上民兵」と呼ばれる「違法」な存在であるとして、中国に対して外交上の抗議を行っています。


一方、中国の外交官は、「船は荒波から身を守っていただけで、民兵は乗っていない」と述べています。


フィリピンの南シナ海タスクフォースは最新の声明で、4月27日に紛争中のスプラトリー諸島のサビナ浅瀬で7隻の「中国の海上民兵」を発見し、フィリピン沿岸警備隊の挑発を受けて退散したと発表しました。


全文は以下(英文)


 
 
 

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