【BBC】中国の「真夜中のパトロール」が若いゲーマーを取り締まる
- KOKUMINno KOE
- 2021年7月9日
- 読了時間: 3分

Photo INEWS
中国の「真夜中のパトロール」が若いゲーマーを取り締まる
2021/7/8 BBC NEWS
中国のゲーム大手テンセントは、22:00から08:00の間に遊ぶ子どもたちを阻止するために、顔認証を展開している。
この「真夜中のパトロール」技術は、若いゲーマーがゲーム内の取引で使える金額に上限を設けて2019年に導入された政府の外出禁止令を回避する「トリック」を阻止するという。
禁止事項では、ゲーマーは国家データベースにリンクされた公式IDで登録する必要がある。
しかし、子どもたちは自分のIDではなく、大人のIDを使っていたと言われている。
そして現在では、一定時間プレイした人は、大人であることを証明するために顔のスキャンが必要になった。
テンセントは2018年にこのシステムのテストを開始し、今後は世界最大のゲーム会社の60以上のゲームが対象となる。
同社は中国のメッセージングサービス「QQ」でこの拡大を発表し、「ゼロ時間クルージング」と呼び、中国のニュースサイト「Sixth Tone」では「真夜中のパトロール」と訳している。
「Honour of Kings」や「Game for Peace」など、テンセントのトップタイトルの多くは携帯電話向けだが、中国ではモバイルゲームの人気が欧米よりもはるかに高い。
顔認証は、パソコンやゲーム機よりも携帯電話のカメラを使った方が簡単に実現できる。
また、成人向け商品のオンライン販売では、カメラを使った年齢確認がすでに提案されている。
世界保健機関(WHO)は、2018年にゲーム依存症を正式に認めた。
そしてその翌年、NHS(英国の国民保健サービス)は、ハードコアゲーマーのごく一部にしか影響を与えない稀な疾患と見られるものに対する治療計画を採用した。
しかし、中国では、ビデオゲームは、子どもの近視など、若者に悪影響を与えるとしばしば非難されてきた。
また、中国が「問題のある」ゲームに対処するために、すべての新規タイトルは規制当局の承認を受けなければならず、2018年にはリリースを「凍結」し、それ以降は数を制限するようになっている。
原文は以下(英文)
Tencentとは何ですか?
関連
テンセントゲームズの子会社または同社が株式の一部を保有している企業 - wikipedia
注記:企業名の横の( )内の数値は保有株の割合を示している(割合が不明な場合は表記していない)
Supercell(84.3%)
ライアットゲームズ
Shanda Games
Epic Games(40%)
CJ Games(28.0%)
ネットマーブルゲームス(22.0%)
Garena(30.0%)
Glu Mobile(21.5%)
アクティビジョン・ブリザード(5.0%)
Ubisoft(5.0%)
パラドックスインタラクティブ(5%)
Miniclip(過半数)
Funcom
プラチナゲームズ
Yager Development
スタジオ
Timi Studio Group
Quantum Studios
Morefun Studio Group
The Aurora Borealis Studio
Tencent Boston
有名なゲーム
王者栄耀
クロスファイア
Dungeon Fighter Online
League of Legends
クラッシュ・オブ・クラン
クラッシュ・ロワイヤル
Smite
ArcheAge
Alliance of Valiant Arms
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(モバイル版)
Path of Exile
Marvel Future Fight
Paragon
Lesiure Suit Larry(モバイル)
コール オブ デューティ モバイル
企業責任
同社はまた13歳以上の全プレイヤーに対し本名を登録するよう求めている
いつでもどこでも個人を特定?中国の「顔認証」の今 - PROVE 2020/12/14
https://www.provej.jp/column/china/kanshi-camera/