【DN】ホークアイ360、諜報機関との無線周波数マッピング契約を獲得
- KOKUMINno KOE

- 2021年10月1日
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HawkEye 360は、放射検出衛星を使用して、目に見えない無線通信を可視化することを目的としています。(HawkEye 360)
ホークアイ360、諜報機関との無線周波数マッピング契約を獲得
2021/10/1 DefenceNews By Nathan Strout
ワシントン - NGA(アメリカ国家地理空間情報局) は、世界中の無線周波数放射の検出とマッピングを支援するため商業衛星会社のホークアイ360と1000万ドルの契約を結びました。
同社によれば、このサービスはNGAの分析に使用され、軍事活動や犯罪行為の検知や追跡を支援し、戦闘指揮官はデータを活用できるという事です。
情報機関は、国家偵察局が同社に研究契約を発行した2019年12月から、人工衛星を使ってRF放射を検出・特性化する「ホークアイ360」を評価してきました。
NGAはその研究契約を活用し、2020年9月に同社とRF GEOINT Pilotプログラムを開始し、同社の未分類のRF能力がどのように諜報機関に役立つかをさらに確認。2021年3月の提案依頼を経て、同社は7月に単独契約を獲得しました。
「ホークアイ360の最高責任者であるJohn Serafini氏は、9月28日の声明で、「パイロット版からNGAとの長期運用契約に移行できることを嬉しく思います。これは、分類されていない共有可能な商用RFインサイトの価値を示しています」と述べています。
この契約には、1年の基本契約と、さらに4年のオプションが含まれています。
ホークアイ360は、現在9機のRFモニター衛星を運用しており、今年から来年にかけてさらに21機の衛星を打ち上げる予定です。今後、30機の衛星を投入することで、20分ごとの再訪観測が可能になります。また、2025年までに60機の衛星に倍増させる計画です。
原文は以下(英文)
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