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【DN】中国・ロシアのタスクフォースが日本周辺を航行

更新日:2021年10月27日


中国及びロシア海軍艦艇の動向について(PDF) - 防衛省統合幕僚監部HP


中国・ロシアの機動部隊が日本周辺を航行

2021/10/23 DefenceNews


オーストラリア・メルボルン - 中国とロシアの海軍合同艦隊が、日本海での合同演習の後、日本の主要な2つの島の間にある狭い国際水路を航行し、日本を一周しました。


中国とロシアに分かれた10隻の海軍機動部隊は、10月18日、日本海から西太平洋に抜ける際に、北海道と本州の間にある津軽海峡を航行しました。


津軽海峡は、最も狭いところで12マイルしかない国際的な水路です。日本は、国際法で認められている最大12海里(22.2km)を大幅に下回る、沿岸から3海里(5.6km)までの領海を主張しています。


その後、日本沿岸を南下し、10月21日未明に小笠原諸島の住用島と鳥島の間を西に向かって航行しました。


中国人民解放軍海軍(PLAN)の055型巡洋艦「南昌」(101)、052型駆逐艦「昆明」(172)、054A型フリゲート「濱州」(515)、「柳州」(573)に加え、船体番号902の903A型補給艦が参加していました。


この最後の船の正確な身元は、PLANが補充および情報収集艦隊の番号を変更中であるため不明ですが、以前に船体番号960を搭載していた「Dongpinghu」であると考えられています。


一方、ロシア船はウダロイ級駆逐艦アドミラル・トリブツ(564)とアドミラル・パンテレーエフ(548)、ステレグシチー級コルベット・グロムキー(335)とロシア連邦英雄アルダル・ツィデンジャポフ(339)、ミサイルレンジ計測艦マーシャル・クリロフ(331)です。


海上自衛隊は、ロシアと中国の船が津軽海峡を通過する際、掃海艇「あおしま」と「いずしま」を同乗させ、日本近海を航行するタスクグループを監視しました。また、日本側は八戸の第2艦隊航空隊からP-3Cオライオン海上哨戒機を投入し、機動部隊を監視しました。


タスクグループが日本の東海岸を進む間、海上自衛隊は護衛艦「やまぎり」と「たかなみ」が交代で監視を続け、頭上ではロシアと中国の艦船から飛び立つカモフKa-27とKa-28のヘリコプターに対応して航空自衛隊の迎撃機がスクランブルされました。


これらの船は、10月14日から17日にかけて行われた演習「シーインターアクション2021」に参加した両海軍の船の一部です。ロシア国防省のニュースリリースによると、PLANの救助船とディーゼル電気攻撃潜水艦も参加しており、ロシアの部隊には潜水艦Ust-Bolsheretsk、掃海艇2隻、ミサイルボート、救助タグが含まれていたということです。


ロシアのマルチロール戦闘機Sukhoi Su-30SM Flankerや不特定多数の対潜機も参加し、艦砲射撃の実弾射撃や対潜戦の訓練が行われました。また、ロシアはアメリカの駆逐艦を演習海域から追い出したと主張していますが、アメリカ海軍は、USS Chafeeは演習海域が閉鎖される前に国際水域にいたと述べています。


原文は以下(英文)


関連






























































10/18[公表]中国及びロシア海軍艦艇の動向について


10/21[公表]中国及びロシア海軍艦艇の動向について


10/23[公表]中国及びロシア海軍艦艇の動向について


 
 
 

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