【FOX】中国が大気汚染レベルの深刻さを過少報告か新たな研究で判明

People 砂嵐の中、道路を渡る人々(北京) 2021.4.15 AFP via Getty Images / NewYorkPost

中国が大気汚染レベルの深刻さを過少に報告していることが新たな研究で判明

中国は世界最大の炭素生産国であり、米国が僅差でそれに続く

2021/4/23 FOXNEWS

ハーバード大学とボストン大学の研究者が実施した新たな研究によると、中国の大気汚染データは地元当局によって操作された可能性がある。

水曜日に発表された分析によると、北京、瀋陽、上海、広州、成都の5つの都市で現地の中国当局が運営する監視局のデータと、米国大使館が収集したデータとの間に、統計的に有意な差が認められた。

(中略)

中国政府は2012年、公害問題の深刻さを大幅に過小評価したと批判された政府の公式見解をめぐって国民の激しい抗議に直面した。

この国の首都は、汚染によるもっとも有害な健康リスクのひとつと考えられている直径2.5ミクロンのPM 2.5に基づいた毎時大気品質報告書を公表することを確約した。

これまで中国の環境保護省は、直径10ミクロンまでの粒子を測定した大気質データしか公表しておらず、中国の大気問題の実態を覆い隠していた。

しかし、約束された変更にもかかわらず、「検出が困難な様々な形で」と最新の報告書は述べている。

一定の閾値を中心にデータを操作するよりも、濃度が高い期間に汚染を過小評価する可能性が高い。

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