【FP】VOICE 中国の隣国は我々が思っている以上に強い
- KOKUMINno KOE
- 2021年3月19日
- 読了時間: 2分

2020年1月26日、ニューデリーで行われた共和国記念日のパレードで、地対空ミサイル「アカシ」を積んだ車両の中で敬礼するインド陸軍兵士。PRAKASH SINGH/AFP VIA GETTY IMAGES
VOICE
China’s Neighbors Are Stronger Than We Think
インド太平洋地域では、各国が防衛力を強化しています。
2021/3/18 Foreign Policy
この20年間、中国は周辺地域のほぼすべての紛争で思い通りに動いてきました。ヒマラヤ、東南アジア、南シナ海、東シナ海と、中国はインド太平洋の広い範囲で主な脅威となっています。
SIPRIの独自の推計によると、北京の国防費は、2000年初頭の6倍以上になっています。この20年間で、中国の国防費総額は世界第6位から第2位へと驚異的な伸びを見せています。
当然のことながら、中国の近隣諸国はこれを心配し、反発しています。
中国の近隣諸国が、米国のバイデン大統領が熱心に協力したいと考えている潜在的なパートナーであるならば、中国に関して警戒心を高めるために米国の励ましを必要とすることはほとんどありません。
中国の国境を見てみると、中国人民解放軍 (PLA) は、あらゆる方面で既存および新興の軍事的競争相手に直面していることがわかります。
ロシアと中国の関係改善を想定したとしても (これは常に現実よりも前向きな見通しである) 、中国はインド太平洋の弧とも呼べるようなあらゆる問題に直面しています。
南西部のインドから北東部の日本に広がるこれらの国々は、米国からの明確な奨励や支持がなくても、中国の拡張主義に対する効果的な防波堤となるでしょう。
インド太平洋弧は端部で最も強く中央部で最も弱い。日本の自衛隊は、技術と即応性で高い評価を得ています。日本は中国の空母建造計画に対抗して、既存のヘリコプター空母2隻を固定翼空母に転換しています。日本の空母は中国のものよりはるかに小さいが、日本の空母が打ち上げた第5世代F-35ステルス戦闘機ははるかに大きな打撃を与えるでしょう。
一方、海軍の瀋陽J-15は第4世代戦闘機であり、技術的に大きな問題を抱えています。
日本には資源も技術もあります。
インド・太平洋弧の反対側では、インドは中国と比較して相対的に弱い国とみなされることが多いです。しかし、これらの認識はとっくに過去のものとなっています。
1962年、中国はインドの山岳地帯の大部分を五週間の戦争で占拠しました。しかし、その勝利は、何の疑いもなく友好的な国に対する平時の奇襲攻撃の結果でした。
それ以来、インドは「最初にだまされた時には、だますやつが悪い。2度目だまされた時には、だまされるやつが悪い」という古いことわざを肝に銘じてきました。
全文は以下(英文)
https://foreignpolicy.com/2021/03/18/china-india-japan-quad-biden-indo-pacific-military-geopolitics/
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