【IUK】英議員、政府に中国とロシアによる英国軍への供給禁止を要請
- KOKUMINno KOE
- 2021年2月17日
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Photo PA Wire
英議員、政府に中国とロシアによる英国軍への供給禁止を要請
英国の防衛産業には外国の関与が蔓延していると報告書は指摘
2021/2/14 THE INDEPENDENT U.K
下院議員らは政府に対し、英国軍への装備供給に中国とロシアが関与することを禁止するよう求めています。
コモンズ防衛小委員会によると、英国の防衛部門で活動している9社は、近年中国企業に買収されており、その中には英米両軍が運用する米国のF-35戦闘機に使用されているプリント基板も含まれています。
また、9社のうち6社は防衛を主要事業分野としている企業です。
委員会は、国防省が「友好的で、誰からの投資が奨励されるべきかを考える」国のリストを公表すべきだと述べ、このリストに載っていない国は「中国やロシアを含む英国の防衛サプライチェーンへの投資を禁止すべきである」としています。
英国の防衛サプライチェーンにおける海外企業の継続的かつ広範な利用は、「潜在的に敵対的な外国企業の関与」に開放されたままであると下院議員は警告しました。
英国防省の経済安全保障・繁栄担当ディレクター、ヒュー・ウォルターズ氏は委員会で、英国防省関係者は「外国からの投資を大いに歓迎する」と述べたと言っています。
同報告書は、「このアプローチは」とし、「英国の防衛産業において、どのように定義されたものであっても、外国の関与が広く浸透していることを意味している」とし、現在の契約件数の20%前後と推定されています。
特に中国では大規模な知的財産の盗難が発生しており、同報告書によると、中国のサプライヤーと提携している英国企業は、自社の技術を盗まれる危険にさらされていると指摘しています。
同紙は、「知的財産の窃盗に一貫して関わり、中国共産党政権下の中国のように、英国の価値観に反する行動を定期的にとっている国は、敵対国として分類されるべきである」としています。
全文は以下(英文)
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