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【NCA/ASPI】ASPIの新報告書、オーストラリアが中国の進出に備えることを推奨


Photo by Steven Wei on Unsplash


ASPIの新報告書、オーストラリアが中国の進出に備えることを推奨

オーストラリアは、中国が外国政府を操作するために展開している「欺瞞的な作戦」と「強制力」に目を覚ますよう求められている

2021/2/17 news.com.au


国家安全保障を専門とするあるシンクタンクは、連邦政府に対し、中国がオーストラリアに侵入した国有企業や軍事力を調査するよう求めた。


水曜日に発表されたオーストラリア戦略政策研究所の報告書は、中国の海洋および港湾拡張についていくつかの危険信号を上げている。


一連の重要勧告では、共産主義国家の軍事力を評価し、オーストラリア、日本、米国の間で国際港湾戦略を策定するように求められている。


「中国政府が政治的にも軍事的にも力を発揮しようとする姿勢を強めていることは、重要なインフラへの海外投資によって支えられている。」と報告書は述べている。


「中華人民共和国は、中国共産党 (CCP) の目的を受け入れるよう各国に強制・協力させながらも、軍事力を海外に誇示することにますます意欲的になっている」


この警告は、オーストラリアの海上国境からほんの数キロ離れたところに390億ドルの都市を建設するという提案をパプアニューギニア政府に持ちかけた中国企業に対する懸念に続くものである。


(中略)


報告書は、重要インフラに関する定期的な対話を通じ、日米両国との外交協力も強化すべきだと提言している。


日米豪はまた、インド太平洋地域の他の国々と安全保障の専門知識を共有し、自国の回復力を高め、これらの投資がもたらすリスクに注意を喚起すべきである。


「ニューデリーの十分な賛同が得られれば、この重要インフラ戦略は四辺形安全保障対話に昇格する可能性がある」と報告書は述べており、オーストラリア、米国、日本、インドで構成される戦略フォーラムに言及している。


地域的なアプローチは、「中国の海洋進出と海外港湾への投資に対する最も実行可能な対応」と考えられている。


全文は以下(英文)


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Leaping across the ocean: The port operators behind China's naval expansion - ASPI(AustralianStrategicPolicyInstitute)


ASPI Twitter


 
 
 

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