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【NZH】ニュージーランド議会 ウイグル人に「深刻な人権侵害」発生を宣言 中国猛反発


人権団体は、新疆ウイグル自治区の収容所に約100万人のウイグル人が収容されているとしているが、中国はこれを否定している。/ Sky News / Getty


China lashes out after New Zealand Parliament makes Uighur declaration over 'severe human rights abuses'

2021/5/6 nzherald


ニュージーランド議会が少数民族のウイグル人に対する「深刻な人権侵害」が起きていると宣言したことに対し、中国は両国の「相互信頼を損なう」と反発しています。


議会は昨日、「新疆ウイグル自治区において、ウイグル人をはじめとする民族的・宗教的少数派に対して行われている深刻な人権侵害に重大な懸念を抱いている」と宣言する動議を全会一致で支持。


議員たちは政府に対し、国連や国際的なパートナーと協力し、「これらの虐待を終わらせるために、国際法のあらゆる関連手段を用いて取り組む」ことを求めました。


当初、この動議には、アクトの副リーダーであるブルック・ヴァン・ベルデン氏が提唱した「ジェノサイド」という言葉が含まれていましたが、労働党の圧力により削除されました。


(中略)


米国は、ドナルド・トランプ前大統領とジョー・バイデン大統領の下で、大量虐殺が起こっていると宣言しました。

オランダ、カナダ、英国の議会も、虐待を「ジェノサイド」として非難する同様の動議を可決することを決議しました。


中国大使館の報道官は、新疆関連の問題は、「教育と職業訓練を通じた脱力化」による「暴力的テロリズム、過激化、分離主義への対抗」であると述べています。

新疆関連の問題は「純粋に中国の内政問題であり、外国が干渉する余地はない」としています。


この問題で中国に圧力をかけることは、「中国とニュージーランドの相互信頼を損なう以外に何もない」とも述べています。

「NZ議会には、両国と国民の間の友好と協力を強化するために、その逆ではなく、もっと努力してほしい」と報道官は述べています。


ジャシンダ・アーダーン首相(NZ首相)は、中国の反応は「予想外ではない」と述べました。


「ウイグル人の状況については、世界的に多くの声明が出されていますが、他の多くの声明とは異なり、棄権はありませんでした。他の声明では棄権があったのに対し、この声明は全議員によって支持され、この問題に対する議員の気持ちを示しています。そこでは人権侵害の信頼できる証拠があるという他の声明と一致していました」



全文は以下(英文)


 
 
 

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